運営者・ゆきの“強み”
当サイトの運営者・ゆきの“強み・アピールポイント”をまとめてみました。
ブログや関連SNSの閲覧、お仕事依頼等の参考にしていただければ幸いです。
「NG」がない
1つめの強みは、NGな質問やトークテーマ、聞かれたら困ること・話せないことが一切ないことです。
自身のさまざまな生きづらさ体験については、長い時間をかけて分析・考察をおこなってきました。
そして、もろもろの出来事すべてを「私の人生を彩る貴重な財産」として昇華し、新たな人生を歩んでいます。
そのため、文章執筆やお話の途中で感情が乱れたり、フラッシュバックが起きて体調を崩してしまったりすることが一切ありません。
どんなに重たく壮絶な話であっても、わりと軽やかに、俯瞰して情報発信することができます。

講演やお話会に参加された方から「めちゃくちゃ重たい話だったのに、とてもラクに聞くことができた」ということをよく言っていただけます。
また「どんなことでもNGなく話ができる」という部分を評価し、お仕事を依頼してくださる方も多いです。
ヘビーかつ繊細な話を軽やかに、NGなく語れる生きづらさの経験者・当事者は、かなり貴重な存在だと自負しています。
さすがに、プライベートな話を聞かれると困ってしまいますが(笑)
生きづらさ体験のことなら、ブログであれ、対面であれ、メディアであれ、何でもお話できますよ。

「完治」を目標にしていない
2つ目の強みは、生きづらさの“完治”を目標に掲げていないことです。
生きづらさや病気は「なるべく早く乗り越えるべきもの・治すべきもの」と考えておられる方も多いと思います。
過去の私もまさにそうで「1日でも早くこの苦しみと決別したい!」と、焦って物事を進めてしまったことも少なくありませんでした。
けれど、たくさんの壁にぶつかって、いろんな挫折を経験し、気づいたのです。
「病気や生きづらさは、時間をかけて丁寧に向き合っていかなければならないもの」なのだということを。
だからこそ私は「生きづらさと丁寧に向き合い、上手に受け入れて生きていく」という生き方を、実体験をもとに提案しています。

私は自身の生きづらさ(病気や人格)を受け入れ、それを上手に活かす生き方・考え方を模索してから、以前のような息苦しさは経験しなくなりました。
まだいろんな病気や生きづらさは持っていますし、クリニックに通っての治療・服薬も続けています。
しかし、ここ最近は生きることが本当に楽しくて幸せですし、「一番辛かったあの頃にはもう二度と戻らないだろうな」という自信もあります。

自身の生きづらさと向き合うことは、決して簡単なことではありません。
しかし、ゆっくりでも着実に向き合えば、必ず新しい世界が開けます。
幸せを手にする一番のコツは、「急がば回れ」です。
生きづらさを受け入れ、それをもとにゆっくりと生き方・考え方を変えながら、自分だけの幸せを手にするノウハウをお伝えする―。
それが、私ならではの強みだと考えています。

大学院出身者である
3つ目の強みは、大学院を修了している経歴があることです。
とはいえ、私が一番アピールしたいのは「大学院修了」という肩書ではなく、「大学院に籍を置き、社会学に関する学びを専門的に深めた」という部分です。

社会学をひとことで言うと、「当たり前を相対化する学問」です。
「不登校は本当に悪いことなのか?再登校が一番いい道なのか?」みたいなスタンスで、世の中に蔓延っている当たり前の常識・規範を疑うのです。
そして、一歩引いた視線から物事を考え、分析し、悩みを抱える人が幸せになれる道を探っていきます。
そのような社会学の考え方は、不登校だけでなく、ひきこもりやこころの病気などのさまざまな生きづらさにも通ずる部分があると思います。

生きづらさと向き合う上で一番大切なのは、目の前の問題をどうにかしようとすることではありません。
普段とはちがう視線から自分を見つめ直し、常識にとらわれない“幸せの在り方”を模索することです。
そういった生き方・考え方もあるということを伝えられるのは、大学院で社会学を極めた私だからこそできることだと思います。

資格を所持していない
4つ目のポイントは、カウンセラーや教育関係の資格を持っていないことです。
「それって強みじゃなくて弱みでは?」と思われるかもしれませんが、私は無資格であることをアピールポイントのひとつにしています。

資格を持たない一番の理由は、悩みを抱えている方と対等な関係を築きたいからです。
資格を取得すると「専門知識を持った支援者」としての見方が強まるため、生きづらさに悩む方と対等な関係を築くことが難しくなってしまいます。
しかし私は、あえて資格を持たないことで、ブログやSNSを見てくださる方や、お話会や講演などに来てくださる方と同じ目線で、対等なかかわりを持ちたいと思っています。
私たち人間は、対等に向き合ってこそ愛や優しさを分かち合えると思うからです。

勿論「お仕事」としてやっていることなので、個人的なかかわりを持つことはできません。
しかしその中でも、できるだけ当事者の方と対等に向き合い、同じ目線で寄り添うということを日々大事にしながら活動しています。
ここ最近は、
- 医師やカウンセラーよりも親しみやすい
- “なんでも話せるお姉さん”のような取っ付きやすさがある
というお声も多数いただけるようになりました。
これからも、皆様にとっての“身近なお姉さん”(もうアラサーですが……)でいられるように、精進していきたいと思います。
生きづらさの「当事者」である
5つ目は、さまざまな生きづらさの経験者でありながら、当事者でもあるということです。
不登校やひきこもり、アダルトチルドレンなどの生きづらさに関しては、“元当事者・経験者”という立ち位置からお話をすることができます。
しかし、婦人科系の悩みや精神疾患、HSPなどの生きづらさに関しては、現在進行形で悩みや症状と向き合い続けている“当事者”でもあります。

専門の資格を持った方や、生きづらさを乗り越えて社会で活躍されている方には、その方々ならではの素晴らしい魅力があります。
それと同じように、「何の資格も持たない生きづらさのイチ経験者・イチ当事者」だからこそできること、伝えられることも何かしらあるはずだと思っています。
だからこそ私は、生きづらさの経験者・当事者という両方の側面から、
- 不登校やひきこもりだった時の気持ち
- 嬉しかった対応、辛かった対応
- 物事が動き出したきっかけ、経緯
- 生きづらさとの上手な向き合い方
- 健やかな毎日をサポートするメンタルケア方法
などを、ブログやSNSでの発信、講演等で積極的に伝えていきたいと思っています。

私が苦しみの最中にいた時に一番「心が救われた」と感じた情報は、「自分よりも一歩先を行く経験者・当事者の体験談」でした。
その時の気持ちを大事にしながら、嘘偽りない、ありのままの経験を素直にお伝えしています。
実際、講演や講義を依頼していただいた方から、「経験者や当事者の話はリアリティがあって共感しやすい」というお声もいただいています。
“経験者かつ当事者”という部分を前面に押し出した活動をおこなっていることは、私の一番の強みです。

まとめ
以上、5つの項目にわけて、私の強み・アピールポイントを紹介させていただきました。
ブログやSNSをご覧になったり、お仕事をご依頼いただいたりする時は、ぜひこれらの項目を参考にしていただければと思います。
今後とも、応援よろしくお願いいたします!

