【フリウェルLD(あすか)体験談】低容量ピルは効果ある?副作用や飲み方、生理や症状の変化をまとめました
「婦人科で低容量ピルを勧められたけど、効果はある?」
「副作用が出ないか心配……」
そんなふうに悩んでいる方はいませんか。
低用量ピルは子宮内膜症やPMSの治療として処方されることがありますが、はじめて飲む場合、いろんな不安が出てきますよね。
この記事では、子宮内膜症の治療で低容量ピルを約5年間服用した私自身の体験をもとに、飲み方や副作用についてまとめました。
記事の後半では、体調や気持ちの変化や「ピルを服用して良かったこと」も合わせて紹介しています。
これから低容量ピルの服用を考えている方の、判断材料のひとつになれば嬉しいです。
- 子宮内膜症の治療のため、これから低用量ピルを飲み始める
- 婦人科に行ったら、症状改善を目的に低用量ピルを勧められた
- 低用量ピル服用中のリアルな変化や副作用を知りたい
私の低容量ピル服用状況

この章では、ブログ運営者・ゆきの低用量ピルの服用状況についてまとめました。
服用のきっかけやピルの飲み方、副作用など、参考になる部分があれば幸いです。
服用のきっかけは「子宮内膜症」
低用量ピルを服用することになったきっかけは、子宮内膜症の治療でした。
私は23歳の時に子宮内膜症を患ったのですが、検査の数値が比較的低かったため、最初の頃は薬なしで経過観察をしていました。
しかし、24歳の時に「チョコレート嚢胞」という卵巣腫瘍が大きくなり、手術をすることになりました。

手術の後「これ以上、内膜症が悪化したりチョコレート嚢胞が再発しないように」ということで、医師から低用量ピルの服用を勧められました。
そして、手術が終わった約3か月後から、低用量ピルの服用を始めることになりました。
ピルの種類は「フリウェルLD(あすか)」を服用
ピルにはいろいろな種類がりますが、私は「フリウェルLD(あすか)」を服用していました。
- 卵胞の発育を抑え、排卵を抑える作用により月経時の疼痛を軽減します。
- 本剤を一定期間服用し、本剤の黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2種類の女性ホルモンを一定期間維持した後、本剤を中止することで月経を生じさせます。
くすりのしおり「フリウェル配合錠LD『あすか」』より引用
担当の医師からは、

別の種類のピルや、ピル以外のお薬でも良いですよ
と言われていたのですが、薬に関する知識が皆無だったので、医師からおすすめされるままに「フリウェルLD(あすか)」を飲んでいました。

飲み方は、28日周期で1日1錠
「フリウェルLD(あすか)」は、1シートあたり21錠のお薬が付属しており、1日1錠、決まった時間に飲むことになっています。
そして、21日分のお薬を飲み終わった後は、22日目から28日目まで、お薬を飲まずに過ごします。

このお薬を飲まない7日間は「休薬期間」と呼ばれています。
休薬期間が終わったら、新しいシートで21日分のお薬を飲み、7日間の休薬期間を経て新しいシートでお薬を飲み……ということを繰り返します。
低用量ピルの種類によっては、休薬期間の7日間はホルモンを含まない「偽薬(プラセボ)」を飲む場合もあります。※①
詳しい飲み方については、担当医の指示にしたがってください。
※①:銀座まいにちクリニック「ピルの休薬期間って何?まいにちクリニック医師が解説します。」を参照。
ピルを飲むおすすめのタイミングは?
- 「決まった時間に飲む」と言っても、いつ飲むのが一番いいの?
そのような疑問を持つ方も多いと思います。
しかし、医療機関の専門サイトによると、毎日同じ時間に飲めるのであれば、基本的にはどのタイミングでも構わないそうです。※②
ちなみに私は、飲み忘れを一番防げそうな「夕食後」に飲んでいました。
夕食後や就寝前は吐き気や頭痛などの副作用が出にくいとされている※③ため、初心者の方にもおすすめのタイミングだと思います。

※②③:curon医療機関向け「低用量ピルの飲み方は?飲むタイミングについても解説」を参照。
生理開始5日後に初めて服用
「フリウェルLD(あすか)」の服用開始時期は、生理初日から5日目までの期間※④が基本です。私は担当医から、

次の生理が始まって5日目から飲み始めてください
という指示があったので、はじめての服用は生理5日目でした。
服用開始時期は、ピルの種類や患者さんの状態によって変わると思うので、担当医と相談しながら決めてみてくださいね。
※④:くすりのしおり「フリウェル配合錠LD「あすか」」を参照。
飲み忘れたら、気づいた時点で服用
もし低用量ピルを飲み忘れた場合、飲み忘れに気づいた時点で正しい対処をおこなう必要があります。
私も年に数回「昨日の分を飲み忘れた……」という経験があり、その時は、
- 飲み忘れに気づいた時点で、1錠(1日分)飲む
- その後、当日分(1錠)もちゃんと飲む
という飲み方を実践していました。
つまり、前日に飲み忘れたことが発覚した場合、1日に2錠飲むことがあったのです。

これは、事前に担当医から指示されていた対処法です。
私の場合、ピルを飲み忘れた後に不正出血することが時々ありました。
これは、ホルモンバランスや排卵、生理周期などの乱れによって起こるものだと考えられています。※⑤
人間なので、どうしても飲み忘れてしまうこともあると思いますが、できるだけ毎日欠かさずに飲めるように意識したいですね。

※⑤:長谷川レディースクリニック「ピルの飲み忘れによる不正出血の原因と正しい対処法」を参照。
副作用は「吐き気」と「不正出血」
低用量ピルは、以下の副作用が起きやすいと考えられています。
- 吐き気・嘔吐・倦怠感
- 下痢・便秘
- 不正出血
- むくみ・乳房の張り
- 血栓症
スマイルレディースクリニック「低用量ピルの副作用は?リスクや身体への影響を解説!」から引用。
私の場合、飲み始めてすぐの頃は「吐き気」の症状が数日間続きました。
しかし、外出ができないほど重いものではなく、すぐに症状が良くなりました。
その後、飲み始めて3か月くらいは「不正出血」がダラダラと続きましたが、主だった症状はその2つだけだったと思います。
私はHSPの気質があり、お薬の副作用が人よりも出やすいのですが、ピルはわりと体質に合っていたのかなと思います。


ちなみに、服用に慣れてからも、飲み忘れがあったりストレス負荷が大きかったりした時は不正出血がよく起きてました。
「フリウェルLD(あすか)」の値段は、3シートで約1,900円
私の場合、最初の服用時は1シートの処方で、問題なく飲めてからは3シートの処方になりました。
内膜症の治療だと保険が適用されるので、3シート処方(診察なしお薬のみ)の値段は1,900円くらいでした。
ただし、体調に変化があって診察や検査が必要になった場合は、当然ながら別途診察代・検査代がかかりました。


「マイピルオンライン」によると、内膜症じゃなくても「月経困難症」の診断を受ければ保険適用になるようです。
低容量ピルを飲み始めてからの体調の変化

この章では、低用量ピルを飲み始めてからの体調の変化についてまとめました。
あくまでも一個人の体験談となりますが、服用を悩まれている方の参考になれば幸いです。
私の場合、内膜症の手術とピルの服用開始がほぼ同時だったので、体調の変化がどちらに影響されているのかを判定しづらいところがあります。
その点をご了承の上、記事をご覧いただけると幸いです。
生理痛:かなり軽減し、鎮痛剤の服用が少なくなった
低用量ピルを飲み始めてからの一番大きな変化は、生理痛が軽くなったことでした。
私は子宮内膜症を患っていることもあり、低用量ピルを服用する前は鎮痛剤が効かず、ベッドで泣きながら痛みに耐えることが多くありました。
しかし、低用量ピルを服用してからは寝込むことがなくなり「薬が効かなくて困る……」と苦しむことはゼロになりました。
鎮痛剤の服用頻度もそれまでの1/3くらいに減り、はっきりと効果を実感できています。


痛みが軽減したことで生理期間の生活が見違えるほど変わって、とても嬉しかったです。
経血量:4割ほど軽減し、夜用ナプキンの使用頻度が減った
低用量ピルを服用すると、生理時の経血量が少なくなると言われていますが※⑥、私の場合も、ピルの服用を初めてから3~4割ほど経血量が減りました。
ピルの服用前は経血量が多く、2時間に1回ナプキンを交換することも少なくありませんでした。

結構な経血量だったので、40cmくらいの夜用ナプキンを1日中つけていました。
けれど、ピルの服用を始めてからは、ナプキンの交換頻度も、夜用ナプキンの使用頻度もかなり減りました。
経血量が多いとそれだけ気持ちが滅入ってしまい、体調にもネガティブな影響が出ていたので、すごくありがたい変化でした。
※⑥:SOKUYAKU「ピルを飲むと経血量はどうなるの?ピル服用による生理の変化について解説」を参照。
子宮内膜症のチョコレート嚢胞:再発なし
私が低用量ピルを飲み始めたのは、右卵巣にできた子宮内膜症のチョコレート嚢胞を除去する手術したことがきっかけでした。

手術後から現在まで、年に一度の定期検診を受けていますが、おかげさまでチョコレート嚢胞の再発はなく、元気に過ごせています。
検査のたびに「卵巣も子宮も綺麗です」と担当医が言ってくれるので、とても嬉しいです。

PMS:少し軽減したものの、あまり効果を感じなかった
私の場合、内膜症治療のために低用量ピルを飲み始めましたが、ピルはPMSの治療にも効果があると考えられています。※⑦

私はPMSが重いタイプなので、ピルの服用が決まった時はPMS症状の改善も期待していました。
しかし、PMS症状に関しては、ピルを飲み始めてからもあまり大きな変化はないと感じています。
「言われてみれば少しマシかな?」というくらいで、わかりやすく症状が軽減した実感はありませんでした。

あくまでも個人的な体感ですが、セルフケアを実践した時の方が症状の改善を明確に感じられた気がしています。
※⑦:おうち病院「PMS対策のピル|効果・副作用・費用・保険適用と処方の流れを解説【月経前症候群】」を参照。
低用量ピルを飲んで良かったこと

この章では、実際に低用量ピルを服用して「ピルを飲んで良かった」と感じたことを3つ紹介します。
ピルの服用を始めたことで、それまで以上に生理期間を快適に過ごせるようになりました。
生理周期が整い、予定が立てやすくなった
1つ目は、生理周期が整い、予定が立てやすくなったことです。
低用量ピルは28日周期で服用するため、生理周期が安定して規則的になる※⑧と言われています。
私も、飲み始めて1年が経った頃には生理周期が28日~29日で固定され、予定を立てやすくなりました。

基本的には、7日間の休薬期間で生理が始まり、休薬期間内に生理が終わる感じです。
ピルの服用前は生理周期が不安定で、大学のテストやプレゼン、旅行などのイベントがあるたびに大きな不安に苛まれていました。
しかし、その不安が解消されて先の予定が立てやすくなり、随分と気持ちが楽になりました。
ただし、飲み忘れがあると、そのぶん生理開始日が後ろにズレることもあったので、その点は注意が必要かなと思います。
※⑧:世田谷女性のクリニック「低用量ピル(自費診療)婦人科」を参照。
生理痛や経血量が軽減し、過ごしやすくなった
2つ目は、生理痛や経血量が軽減し、生理期間を快適に過ごせるになったことです。
これは、低用量ピルの服用を始めて一番大きな変化だったように思います。
生理痛は本当につらいですし、そこに経血量が増えるとさらにしんどさが増して、ものすごく憂うつな気分になります。
その憂鬱さが軽減され、自分のやりたいこと・やるべきことに前向きに取り組めるようになったことで、前向きな気持ちで過ごせる時間が増えたような気がします。

内膜症の進行が抑制され、健康を保てている
3つ目は、子宮内膜症の進行が抑制されて、健康を保てていることです。
私は内膜症の治療を目的に低用量ピルの服用を始めたので、病気の再発なく元気に過ごせていることは本当にありがたく思います。
年に一度の定期検診は毎回ドキドキしますが、これからも健康を保ちながら、自分の人生を大切に守っていきたいです。

まとめ:無理をせず「ひとつの選択肢」として考える

本記事では、低用量ピル「フリウェルLD(あすか)」の効果や副作用、症状の変化について、自身の服用体験をもとにまとめてみました。
低用量ピルを初めて服用する時、不安な気持ちになるのは当たり前だと思います。
私も最初はいろんな不安がありましたし「できれば飲みたくない……」という気持ちもゼロではありませんでした。
私自身はお薬との相性が良かったため「ピルを服用して良かった」と思っていますが、全ての女性にピルが合うとは限らないと思います。
無理のない範囲で「ひとつの選択肢」として捉えていただければ幸いです。


服用を希望される方や、自分に必要かどうかを知りたい方は、お近くの婦人科を受診してみてください。


